投資を始める前にすべきこと まずは資産を見直し元本をつくろう

投資
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  • 資産運用をしたいけど、まず何をしたらいいのかわからない!!
  • 銀行やファイナンシャルプランナーに相談をして、今の自分に合った方法を教えてもらわないといけないだろうか・・・

 

私も実際に資産運用を開始するときに、まずなにから行えばいいのかわかりませんでした。
資産運用を行う上で、いきなり始めるのは危険です!

  • 現状の把握とこれから必要になるお金の把握

まずあなたが行うべきことはこれに尽きます。これを行うことで資産運用の目標を設定することができます。目標が決まれば、リスクを下げることができるのです!

リスクを下げることができれば当然お金が減る心配も少なくなります!
投資を始める前の準備はしっかりおこないましょう!

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資産運用するまえに準備が大切

あなたは普段使わないお金というのはすべて貯金をしていますか?

今の日本は終身雇用も崩壊しつつあり、年金も満額がでず、定年もどんどん伸びています。
このような状況で、自分たちがリタイアしたあとにどれだけ使えるお金が残るのか不安が募るばかりです。

そこで考えたいのが資産運用です。
自分でお金を稼ぐだけではなくて、お金にもお金を稼いでもらうのです。
資産運用ってギャンブルみたいで危ないんでしょ?と思っている人も多いと思います。

私の妻もそういう考えなので、なかなか資産運用に踏み切るまでに時間がかかりました。

いきなり資産運用を始めてしまうと、たしかにリスクは大きいです。
しかし、事前に準備をしっかりと行えばリスクを減らすことができます!

資産運用をする前にすべきことは次の通りです。

  • ライフプランの設計
  • 家計の見直し
  • 余裕資金の確保
  • 目標と運用計画

これを行うことで、家計への影響を減らすことできます。

流れとしては

 

ライフプランの設計
資産運用にいくらまわせるかを確認
安全資産(貯金や債券)とリスク資産(株など)の割合を決める
具体的な商品を決める

 

 

ライフプランで自分が何年後にどんな金額が必要になるかを考える

普段あなたのご家庭でどれくらいお金を消費しているか把握していますか?

  • 毎月の食費
  • 固定費
  • 保険料etc...

また、人生にはいろいろなイベントがあります。
そのイベントの時にはある程度お金もかかってしまいますよね。

すでに家庭がある人は

  • 出産
  • 進学
  • リタイア後の必要資金etc...

などはある程度わかりますよね。

これにより半年分+直近必要になるであろう資金が貯金されていれば、ある程度は保険がききます。

これを上回る金額を余裕資金と呼びます。
(余裕資金は人により違うと思います。)

家計の把握には家計簿が便利ですが、どうしても途中でつけるのをやめてしまったりしてなかなかうまくいかないですよね。
もちろんうちも例に漏れず、家計簿は続きませんでした。
そこで現在はおかねのコンパスというアプリを利用しています。もうズボラなひとでも無理なく家計簿が続くのでめちゃめちゃおすすめです。
おかねのコンパスについては"ずぼらでも簡単に家計管理できる おかねのコンパスがおすすめ"で紹介しているので参考にしてください。

余計な出費が減らせると給料が上がるのと同じインパクトがあるので、現状の把握はとっても重要です。

 

投資は余裕資金で行うことが原則

余裕資金を超えた金額で運用を行うと、株価などが下がった場合に自分が生活できないぐらいまで資産が減ってしまいます。

お金が減ることは嫌ですが、余裕資金でおこなっていれば多少お金が減っても生活に影響はありません。

あなたがイメージする株の失敗は、このような全財産株に突っ込む!みたいな極端な例です。

自分の中で、しっかりとルールをつくりその中で運用を行えば、元本割れのリスクはあれど破産するような大きな損失を受けることはありません。

安全資産とリスク資産の割合を決める

余剰資金の中でも安全資産とリスク資産の割合を決めます。

貯金だけではダメだ!とよく言われますが、実は銀行預金も資産運用のひとつです。

ただ、金利が極端に低いので、ほとんどタンス貯金と変わらない点が問題です。

その分元本割れのリスクが少ないという利点があります。

元本割れのリスクが少ないものを安全資産と呼びます。

元本割れの可能性が高いものはリスク資産といいます。
その分、利益も大きくなります。

安全資産

  • 銀行預金
  • 国内債券
  • 外貨預金
 

リスク資産

  • 外国国債
  • 不動産投資
  • 日本株式
  • 外国株式
  • FX
  • 先物取引
  • 仮想通貨

一覧にするとこんなところでしょうか。

余裕資金のなかで、どれくらいの割合で保持するかを決めてあげます。
それぞれリスクとリターンの大きさがことなります。

これによりどのくらいの運用益を出すかの目標を決定します。

資産が簡単に倍になるようなイメージを持っている人もいますが、株の運用でも年間の運用益は10%あればいい方だと思っておいてください。

資産運用の種類については"投資とは 投資・資産運用は自分以外にお金を稼いでもらうこと"を参考にしてください。

具体的な目標を導くことで失敗が減る

あなたが例えば100万円から資産運用を行うとします。

目標利率 = リスク資産 + 安全資産

と考えておいてください。

そこで絶対に元本割れはしたくない!となったときには資産は銀行預金1択でしょう。
そうすると、金利は0.01%とかになるわけですね。

すると1年後には100万円が100万100円とかになるわけです。

これではうまみがないですよね。

お金にお金を増やしてほしければある程度元本割れのリスクは負う必要があります。

そこでリスクを負いすぎて、例えば2倍にしたい!
と思うと、余裕資金をすべてリスク資産に振ってFXなどのリターンが大きい商品に突っ込むことになります。

すると倍になる可能性もあれば、半分に減ってしまうということも考えられるわけです。

このように自分の目標利率に応じて、リスク資産と安全資産を振り分ける必要があります。

債券であれば、リスク資産よりは安全に資産を増やすことができます。
年間利率が1%でよければ安全資産を多くして安全に増やしていけばいいのです。

リスク資産に全振りしても利率10%もいけばいい方だということを忘れないでください。

それを忘れて、欲にかられてしまうと大きく損をする可能性があります。

余剰資金が無ければ資産運用の前に家計の見直しを行う

投資をしたいけど投資するお金がない!
こういう人は多いんじゃないでしょうか。

私も普通の会社員で、周りと比べて給料が高いかといえばそんなことはありません。

普通の会社員でも資産運用を行っている人はたくさんいます。

そういう人たちの共通点は家に物が少ないということです。
こういう人たちは投資をするために無駄なものは購入しません。

お金持ちのマインドというのは無駄なものは買わず、必要なものだけを買い、余った分は投資に回すのです。そうすることで、お金にお金を稼いでもらっています。

もちろん必要なものは買っていいのです。家計を見直し、不要なものは削っていく。これが投資の元本を得るためにとても重要になります。

現状の把握の部分でも説明しましたが、給料をあげるのは大変ですが節約をして出費を減らせば給料を上げるのと同じ効果を簡単に得ることができます。

お小遣いの範囲で投資をしていますが、私はなるべく余計なものは買わないようにしているのでお小遣いが足りない!ということはほとんど起こらないですね。

まとめ

資産運用をしようと思っていきなり、金融商品を買うのは失敗の元です。

 

ライフプランの設計(今後どのくらいのお金が必要かを確認)
目標と運用計画を決める(いつまでにどれくらいの資産にしたいか、それには年間どのくらい資産を増やす必要があるのかを確認)
資産運用に回せるお金を考える(資産運用は余裕資金で行う)
余裕資金が少ない場合、資産運用よりもまずは家計の見直しを行う
安全資産とリスク資産の比率を考える
実際の金融商品を選ぶ

まずは今後、将来的にどれくらいのお金がかかるのか確認をし、それを元にどれくらいの資産を形成するのかを決めてあげます。

そして資産運用は生活に支障のない範囲で資産運用をしていくことが原則です。

これを超えてしまうと、何か大きくマイナスになったときに自分の生活が立ち行かなくなってしまいます。

特に、あなたがまだ独身の場合は余剰資金を作りやすいです。

早いうちから資産運用を行っていれば、その分運用益も大きくなっていきます。

なるべく早くリスクを把握して資産運用を行っていくことをおすすめします!

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