赤ちゃんの言葉の発達について 口の動きをみて覚える

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やちよ(@YfQEon4WnhloX3e)です。

人間は声を使ってコミュニケーションをしています。

しかし誰でもすぐに話せるようになるわけではありません。

誰しも赤ちゃんのときから徐々に言葉を覚えていきます。

初めて子供にママやパパと呼んでもらえた時の感動ったらない!! (この記事を執筆している現在までパパと呼ばれたことは一度もない)

うちの子もだんだん使える声の音が増えてきました。

アンパンマンはほぼ言えます!

アンパンマンに先を越される父・・・ 切ない・・・

先を越された原因はお父さんと呼ばせたいからなのです。

なぜお父さんがアンパンマンに先を越されてしまったのか! それは赤ちゃんが言葉を覚えていくプロセスにも関係しています。

簡単にいうとママ、パパにしておけば愛と勇気だけが友達のスーパーヒーローにも勝てたということです。

なぜ、パパやママは赤ちゃんが覚えやすいのか。

その理由をみていきましょう!

Contents
  1. 赤ちゃんは親の口をみて言葉を発する練習をする
  2. ママやパパは覚えやすい? 文字によって言葉の習得しやすさがちがう
  3. その他文字の発声方法
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赤ちゃんは親の口をみて言葉を発する練習をする

パパ、ママは覚えやすくて、なぜお父さんはなかなか言えるようにならないのか。

単純にパパとママは2文字でお父さんは5文字あるから 圧倒的にお父さんは難しいだろうと思いますよね。

それも一理あります。

ですが、もっと根本的なところでお父さんはなかなか習得が難しいのです。

それは日本語の発し方にも特徴があります。

日本語は母音と子音の組み合わせでできています。

a,i,u,e,oが母音 k,s,t,n,h,m,y,r,wなどが子音となります。

kにaを足すと"か" sにaを足すと"さ"

というような具合ですよね。

当たり前だろうが!なめとんのか! と言われてしまいそうですが、これが割と重要です。

この母音は口のカタチで音が決まる基本の型となります。

それに対して子音は口のカタチに唇や舌が音作りに関係してきます。

あまり意識しないで言葉を発することができていると思いますが 我々は赤ちゃん、子供の時にこの唇や舌の使い方をマスターして、大人になった今まったく意識しないで言葉を発することができるようになっています。

赤ちゃんはこの口のカタチと音を視覚と聴覚を使って覚えていきます。

なので、赤ちゃんには親の癖が受け継がれる可能性があります。 方言とかそうですよね。 江戸っ子のコーヒーの"ひ"が"し"になってしまってコーシーになるみたいな癖がそのまま受け継がれるわけです。

ちょっとわかりづらいですかね。

あなたの口の動きと声を赤ちゃんはよく見ています。

お子さんに話しかける際には、口を大きく開けてしっかり話かけてあげるようにすると 言葉の習得が早くなるかもしれませんね。

ママやパパは覚えやすい? 文字によって言葉の習得しやすさがちがう

お父さんはなかなか言えるようにならなくて、パパ・ママが言えるようになりやすいのは もちろん言葉の長さも関係してきますが、一番は習得のしやすさが原因となります。 一番子供が習得しやすいのが唇を中心につくる ハ、バ、パ、マ行です。 Hは無声音といいます。 "は"をHAにして、HとAにわけるように意識します。 Aをほとんど発音しないと、ただ息を吐くだけのような音になりますよね。

これが無声音です。

日本語のハ行は母音の口の形のままhをつけると発声できます。 "あ"の口の形のままHを息を吐くように発声します。

すると"は"が言えませんか? これはひやふ、へ、ほもおなじです。

そのため、母音の次に言葉の習得がしやすいのはハ行と言えます。

マ行は唇の間を息でこじ開けるようにして発声します。 mの音は鼻に抜いて作る通鼻音というものになります。 唇を一度閉じた状態から、息でこじ開けるように発声するのがマ行です。 試しに口を開けた状態で"ま"と言ってみてください。 どうですか? 言えましたか? 残念ながら私はできませんでした。 "ま"と言おうとすると必ず一度口を閉じないと発声できません。

しかも、鼻に息が抜けていく感じがします。

試しに鼻をつまんでみてください。 きれいに発声できませんよね?

これが通鼻音ということです。

これを赤ちゃんに口で説明したところでわからないですよね。 だから頑張って、見て聞いて覚えるしかありません。

ハ行に比べるとマ行は難しいレベルにあります。

パ行とバ行はマ行と発声の仕方はほとんど同じです。 唇を閉じて、息で無理やりこじ開けるようにして発声します。

違いは通鼻音ではないということですね。

これらは唇の動きだけで作れるので赤ちゃんが真似しやすいといえます。 ママやパパはこれにあたるので比較的赤ちゃんが習得しやすいのです。

小さいうちは是非、パパ・ママと子供に呼んでもらうようにすることをオススメします。

私みたいに意固地になっていると、子供に呼んでもらえるのが遅くなってしまいますよ!!

その他文字の発声方法

それでは他の発声も見ていきましょう! 先ほどは一番簡単な唇だけの動きで発声ができるものでしたね。 唇以外に舌を使うものがあります。 それがサ行、ザ行、タ行、ダ行、ナ行、ラ行です。 どのように舌を使うかというと、上前歯の後ろに舌をおきます。 舌をおくってどういうことか?とおもいますよね。 まぁ単純に当てろってことです。
この舌の位置によって発声できる音が変わるわけです。 舌を歯もしくは歯茎につけて 舌の隙間から息が抜けるときにサ行の音ができます。 サ、ス、セ、ソは舌の側面が歯とあたります。 シは舌が歯茎にあたってできます。 意識したことないんじゃないですか?

ザ行は舌の先が1度歯につきます。

サが息が抜けるだけのthになるときは舌の先が上下の歯の間に挟まったままになってしまっています。 これは中学のときに英語の先生に教わったんじゃないですか?
タ行は舌の先が上の歯の後ろを叩きながら破裂させるように息を抜きます。 舌の先が歯に当たっていないとツはチュに聞こえてしまいます。
ナ行はタ行と舌の位置はおなじですが、息を破裂させる瞬間鼻に息を抜きます。 鼻に息を抜くのはマ行のところで説明しましたね。
ラ行は巻き舌になります。 舌の先を上に巻き、上の歯茎をたたいて打った瞬間に反動で歯茎から離して作る音です。 文字に起こすとラ行は難しそうですね。

ちなみに英語のRとLの違いがありますよね。 Rは舌の先を巻いて Lは上の歯茎をうって発音します。 日本人はよくこの発音の区別がつきませんよね。 私も最近はようやっと海外で仕事をするときに注意されることが減りましたが、なかなか聞き取れないし、しゃべれませんでした。

なぜそうなってしまうのかというと 日本語のラ、はRとLの発音のミックスだからです。 我々はどちらも入っている音を聞いて育っているので、両方同じに聞こえてしまうんですね。 違いがわかればあとは練習次第です。 この違いが分かれば子供にもしっかり教育ができますね~ 子供が話をするときに一番最後に発声できるようになるのが、カ行とガ行です。 なぜカ行とガ行が難しいのかというと舌根と軟口蓋でつくるからです。

舌のつけねが舌根 上顎の後ろのやわらかいところが軟口蓋といいます。
舌根と軟口蓋をくっつけて息を一回遮って、舌根と軟口蓋が離れるときにでる音がカ行とガ行です。 これまた文字で表現するとよくわかりませんね。
なぜこれだと赤ちゃんが覚えにくいのでしょうか。

それは一番見えにくいところで真似しづらいからです。 舌の奥の方や、あごの部分なんて赤ちゃんはなかなかみることができないですよね。 そのため、どうしても覚えるのが最後になってしまいます。

赤ちゃんは舌先を使うのでカ行がタ行になることがおおいです。 面白いですよね~ 肩たたきなんて"たたたたち" になるんですよ。

超かわいい!

ちなみに活舌が悪い方でサ行とかがうまく言えない人とかいらっしゃいますよね。 だいたいこの活舌が悪いという方はサ行やラ行が苦手という感じじゃないでしょうか?

先ほどあったように唇の他に舌を使って発生するものがサ行やラ行でしたね?

舌を使って発声していることがここでもわかりますね。

お子さんの発話を促すこともできるんじゃないでしょうか。 ちょっと意識してみるといいかもしれませんね!

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